山中城跡3
バス停近く、売店の裏から旧箱根街道がすぐ伸びています。
石畳が復元され雰囲気のある街道です。石畳は安山岩が使われています。
山中城は箱根関所にも近く、こうして東海道も通っていることから、やはり重要な拠点だったのでしょう。この道は三島まで11kmほどあり、当時の雰囲気を感じることができます。
落ち葉が綺麗に掃除されているのは数十メートルほどで、そこから先は落ち葉が少しつもり、人があまり行き来していない感じがします。(掃除するのが大変なのだと思います…)
箱根旧街道を戻って出丸のほうへ。
こちらはあまりアップダウンのない(あるけど)広場っぽいのが連続している感じです。
畝堀は多少あります。小田原征伐に向けて増築していた部分らしいですが、間に合わず
途中放棄された所です。ここが山中城の先端にあたり、激戦の地になりました。
ちなみに駐車場に近い石畳のあたりもかなり激戦地だったようですね。城の大手に当たる所なのだと思います。歴史や城あんまり詳しくないのでガイドさんが欲しい所ですね…
出丸からは駿河湾が一望できます。ここから豊臣の大軍を見ていたのでしょうね。
余談。山中城の案内看板のマークがいい感じでした。
土のお城はCastleではなくFort Ruinsと呼ぶのですね。
バス待ちの時に城の手入れをしてくださっていると思われる年配の方々にお会いしました。
とても長い芝刈り機?とチェーンソーを軽々と運んでいました。
山中城は山城の中でもかなり人気のあるお城なのですが、こうした方々の不断の努力によって保たれているのですね。ありがたいことです。
以上で山中城についてはおしまいです。
障子堀も素晴らしかったし、思いの外富士山が綺麗だったので、また障子堀と富士山を見に行きたいですね。人生で見た富士山の中で一番大きかったです。合成のようでした。
今日はここまで。次回は刀剣乱舞コラボの三島について書けたらいいかなと思っています。
山中城跡2
障子堀をあとにして山道を進みます。
山道はこんな感じ。木の根がびっしりのところがあるので歩きやすい靴で。
私はブーツでしたけど、それでも整備されてて割と歩きやすい部類と思います。
名物の大きな杉があったり、
広い広場があったり、(この日は野焼き?をしていて若干煙が写っています。)
途中で畝堀をみたりして、
宗光寺へ。山中城落城の際の城主や豊臣方の武将のお墓が並んでいるようです。
いい感じに苔むしています。
あとは池のあとなどを見て西の丸の障子堀をもう一回見に行きました。
西の丸と西櫓の間の橋は復元していただけたらとてもわかりやすいのですが…
馬出しと虎口の攻守のスイッチオンオフが素晴らしいです。
説明看板を結構撮ってきたので、気力があればあとでまとめます。
私が山中城を訪れたのは平日の午後でしたが、意外と人がいて(お一人の男性が多かったです)人気があるようです。
今日はここまで。明日は旧箱根街道とその周辺をまとめます。
山中城跡
三島駅からバスで30分、うねった山道を登り山中城前で下車します。
料金は620円。往復だと1000円を超えるので、みしまる切符という一日周遊切符を
買った方がお得なようです。(私は他の割引があったので買いませんでした)
登り始める前に唯一ある売店によります。(定休・月曜日)
ここで100名城スタンプを押し、御城印をいただきます。
そして、名物の障子堀ワッフルと寒ざらし団子目当てです。
障子堀ワッフルは200円弱、寒ざらし団子は700円弱だったかと思います(うろ覚え)
おばあさんが一人で切り盛りしており、時間に余裕をみて寄った方がいいかもしれませんね。お団子は揚げたて熱々でした。
トイレは山中城の中にもあるのですが、私が行った時は二月で水道凍結の為使用禁止となっていました。売店の横でトイレは済ませておきます。
さて、いよいよ登り始めるわけですが、道を真ん中にして山中城は2つに別れており、また旧東海道の石畳もあるのでどこからみていいか迷い…いえ、本丸の方からみていきましょう(マップ右半分からスタート)
去年(2019)の台風のせいか、土砂崩れがみられますが、とても綺麗に整備されています。植木?や芝が刈り込まれ、堀が綺麗に整えられているのがわかります。(下は二の丸堀)
しばらく登ると西の丸に出ます。土砂崩れで滑り落ちています。関東ローム層から成る地層は滑りやすいのでしょう。
障子堀が綺麗に見えるところまできました。ワッフルと記念撮影をします。
見事です。とても綺麗に整備されています。これで入園料が無料なのが信じられないほどです。
信じられないくらい近くに富士山が見えます。障子堀と富士山に挟まれて最高に幸せになります。
富士山の向かい側はこんな感じ。
山中城は至るところに障子堀・畝堀がありますが、西の丸堀が一番有名なのではないでしょうか。
今回はここまで。